大田麻佐子　　ピアニスト・作曲家・即興パフォーマー
 
東京生まれ。桐朋学園大学音楽学部ピアノ専攻卒業後、 ベルリン芸術大学ピアノ科を最優秀で卒業。 関すみゑ、園田泰子、エリッヒ・アンドレアス、ジョルジー・シェベックに師事。マスターコースにてアンドラーシュ・シフ、ジョルジー・クルタークの薫陶を受けた。

現在、ヨーロッパを中心に、クラシック、現代音楽、即興、パフォーマンス、作曲、無声映画の即興伴奏など、ジャンルを超えたポエジーを求めて、幅広い音楽活動を展開している。ラジオやテレビなどの出演も多く、「ピアノの詩人」（ミュンヘン文化芸術新聞）との評判を得ている。

2016年、ミュンヘン・ギージング文化賞第１位受賞。

2019年には、ミュンヘン市より、音楽奨励賞を授与された。

ドイツの国際的レーベル、Winter & Winterよりリリースされたソロアルバム „ Poetry Album“ (2018) „ My Japanese Heart“ (2020) も、ドイツレコード大賞にノミネートされるなど、世界的な高評を得ている。

2022年の秋にはドイツの新星レーベルSquama Recordingsよりジャズ・トランペットのMatthias Lindermayr との初デュエット・アルバム“ Mmmmh“ (LP/CD) もリリースされ、バイエルン放送局 BR-Klassikにて「今月の推薦アルバム」に選出されたほか、「2022年のジャズアルバムベストテン」に入り、2023年ドイツ・ジャズ賞のアルバム部門にノミネートされるなど、世界的に大変評価されている。 2025年2月14日には、デュオアルバム第２弾、NOZOMI「のぞみ」LP, CD (Squama Recordings) が発売される。

ドイツの著名建築家でクラリネット奏者であるUdo Schindlerとの即興ライブCD “Ohenrosan“ ( 2014 : Pilgrims of Sound, Deutschland) “Botenstoffe“ ( 2017 : Confront Recordings, UK) “Kaiyushikiteien“ (2019 : Creative Sources, Portugal ) “Music in Space” (2020: Creative Sources, Portugal )も好評を得ており、即興演奏での音楽活動も精力的に展開している。

2021年より毎年、ミュンヘンのPATHOS THEATERと共に、世界の平和を願う音楽とパフォーマンスのフェスティバルIMAGINE FESTIVALを開催し、パフォーマー、プロデューサーとしても活躍している。 マスターコースなど、後進の指導にも力を注いでいる。



ディスコグラフィー:


2014 “Ohenrosan“ (Pilgrims of Sound, Deutschland) mit Udo Schindler (Klarinette)

2017 “Botenstoffe“ (Confront Recordings, UK) mit Udo Schindler (Klarinette)

2018 “Poetry Album“ (Winter & Winter, Deutschland) Solo-Klavier

2019 “Kaiyushikiteien“ (Creative Sources, Portugal ) mit Udo Schindler (Klarinette)

2020 “My Japanese Heart” (Winter & Winter, Deutschland) Solo-Klavier

2020 “Music in Space” (Creative Sources, Portugal ) mit Udo Schindler (Klarinette)

2022 “Made in Japan“ Bandcamp mit Udo Schindler (Klarinette)

2022 “Mmmmh” (Squama Recordings) mit Matthias Lindermayr (Trompete)

2024 “Solo EP” (Squama Recordings) Digital EP-Album

2025 “Nozomi” (Squama Recordings) mit Matthias Lindermayr (Trompete)


ホームページ、www.masako-ohta.de


Masako Ohta Vita - in Japanese (2025): 大田麻佐子ピアニスト・作曲家・即興パフォーマー　２０２５ – Vita Masako Ohta (PDF)